時計を見る度に『ヤバッ!』となる。メモを取っても、どこに置いたか忘れる。やるべきことを忘れて怒られる…ADHDを持つ私たちの日常あるあるですよね。
診断は受けたけど手帳はない。もしかして自分もADHDかも?でも病院には行ってない。そんなあなたも、仕事探しで悩んでいませんか?
『障害者手帳を取ったほうがいいの?』『でも「障害者」って言葉にどうしても抵抗がある…』
実は手帳があると職場での配慮が受けられたり、働きやすくなったりするメリットがあります。けれど、それが自分に必要かどうかは別問題。
この記事では、ADHDの人が手帳なしでも働きやすい職場の見つけ方や、転職のコツをお伝えします。あなたらしく働ける場所を一緒に見つけていきましょう!
もくじ
発達障害者が手帳なしで就活をするときの問題点
ADHDの場合、取得できるのは『精神障害者保健福祉手帳』です。これは医師がADHDと診断した証明書をもとに、お住まいの市役所で発行してもらえるものです。
私も実際に手帳を取得しました。以下の写真の書類に診断書を添えて市役所の福祉窓口に提出するだけでOKです。
手帳なしで一般枠で働く場合、こんな困りごとが出てきがちです:
- 「あ、言おうと思ってたことを忘れた…」:会議中に話題が変わると自分の意見が言えなくなる
- 「この騒がしさ、集中できない…」:環境調整が難しく、症状が悪化することも
- 「あれもこれも同時にやらなきゃ…でも何から手をつけよう?」:タスクの優先順位づけが難しい
- 「また怒られた…」:理解がないとストレスが増え、症状が悪化する悪循環に
一方で、手帳を持って一般枠で就職する場合の注意点もあります。残念ながら「障害者だから」と採用を見送る企業もあるのが現実。また、ADHDの特性によっては職務遂行が難しいと判断されることも。
だからこそ転職する際は、その会社が多様性を認める風土かどうか、自分の特性と求められるスキルのマッチ度をしっかり見極めることが大切です。
手帳を取得して障害者雇用求人に選択肢を広げよう
手帳を持つことによる最大のメリットは、障害者雇用を選ぶことができる点です。障害者雇用で採用された場合、職場での特別な支援を受けることができます。具体的には、労働時間の調整や、作業環境の改善などの配慮です。
また、こうした理解や配慮から、職場でのトラブルを未然に防ぐことができる場合もあります。例えば、ADHDの症状によってミスが多発してしまった場合です。このとき職場の上司や同僚が理解しやすくなり、トラブルを回避できることもあります。
このため、ADHDの症状によって職場で配慮が理解がなければ、人並みに働ける自信がないと考える場合、手帳を取得して障害者雇用で就職や転職をした方が無難であるといえます。
障害者雇用でADHDの人が受けられる働き方への理解と配慮
手帳を持ってても一般枠での就職・転職は不安だらけ。
『私のADHDのせいで仕事がうまくいかなかったらどうしよう…』
『チームの人たちとちゃんとやっていけるかな?』
そんな心配が頭から離れませんよね。
でも障害者雇用なら、こんな素敵なサポートが受けられるんです:
- 『この環境だと集中できる!』:静かな個室や、刺激の少ない場所での作業ができる
- 『ちょっと頭を整理する時間が欲しい…』:気持ちを落ち着かせるクールダウンスペースが用意されている
ADHDの私たちは、ちょっとした物音や動きで集中力が途切れがち。「あっ、誰か歩いた!」「あ、メールの通知音!」と注意が散漫になりやすいんです。
障害者雇用なら、そんな特性を理解した上で環境調整をしてくれるので、自分の能力を最大限に発揮できる可能性が高まります!
例えば以下は、大手眼鏡販売チェーンの障害者雇用・正社員求人です。
この接客販売の求人は、ADHDの私たちにピッタリの環境が整っています!
- 『今日は体調イマイチだな…』そんな日は在宅勤務でOK。
- 『午前中は頭が冴えないんだよな…』そんなあなたには時短勤務やフレックス制も。
- 『ちょっと気持ちが高ぶってきた…』そんな時はリフレッシュルームでクールダウン!
障害者雇用の素晴らしいところは、こういった「働き方」のソフト面と「職場設備」のハード面の両方で配慮してくれること。
「10時ピッタリに出社」が苦手なADHD仲間には朗報です。手帳があれば勤務時間の調整も相談可能!長時間集中が難しい日は、こまめに休憩を取れたり、自分に合った時間帯で働けたりします。
さらに心強いのは、悩みをちゃんと聞いてくれる上司によるカウンセリングなど、組織的なサポート体制が整っていること。「困った時に相談できる人がいる」って、本当に大切ですよね!
例えば以下は、大手化粧品会社の障害雇用・正社員求人です。
小売店などの法人に自社製品を売り込む営業の求人です。この求人の福利厚生は以下の通りです。
この求人の魅力は、ADHDに配慮した最新機器が整っているだけじゃないんです!人事部や上司との定期面談があり、あなたの働きやすさを常にフォローしてくれます。これって手帳を持っているからこそ得られる特典なんですよ。
「あ~、また言いたいことが上手く伝えられなかった…」
「対面での会話だと緊張して話せない…」
ADHDあるあるのコミュニケーションの悩み。でも障害者雇用なら安心!上司や同僚との連絡方法を自分に合わせて調整できます。
「メールで伝えたい」
「チャットの方が考えをまとめられる」
そんな希望も尊重してもらえるんです。
手帳があれば、こんな風に職場での理解や配慮を受けられる可能性がグッと高まります。ただし、会社によって対応は様々。転職前には「どんな配慮が可能か」「どういう理解があるか」をしっかり確認しておくことが成功への近道です!
手帳取得による就活で選べる条件のよい求人とは
障害者雇用って、実は発達障害のある私たちにとって宝の山なんです!
『障害者雇用=単純作業』『=低収入』 そんな古いイメージはもう捨てましょう!
ADHDの特性を活かして大手企業で輝いている人、専門スキルを武器に高収入を得ている人はたくさんいます。むしろ私たちの「熱中できる」「創造的な発想ができる」といった強みが評価される場面も増えてきているんです。
最近では多くの企業が障害者雇用に本気で取り組み始め、ADHDフレンドリーな職場環境やサポート体制を整えています。
ただし大切なのは、「自分に合った環境」を見極めること。手帳があれば選択肢はグンと広がります!
では、手帳があれば応募できる、条件バツグンの求人をいくつか見ていきましょう!
ADHD持ちでも大手企業への転職は夢じゃない!むしろ今は絶好のチャンス!
大手企業が今、熱い視線を送っているのは「多様な視点を持つ人材」。そう、それはADHDの私たちのこと!斬新な発想や異なる視点を持つ私たちは、ダイバーシティ推進の鍵となる存在なんです。
障害者雇用枠の素晴らしいところは、「ADHDだから不利」なんてことがないこと。むしろあなたならではの強みが評価される可能性大!
今や多くの大手企業がADHDフレンドリーな環境づくりに本気で取り組んでいます。集中できるワークスペース、フレキシブルな働き方、理解ある上司…あなたが輝ける環境が整っているんです!
例えば以下は大手住宅会社の障害者雇用・正社員求人です。
大手住宅メーカーの事務職の求人です。この求人の特徴は以下の通りです。
この求人は福利厚生が超充実!年間休日129日、賞与は年3回支給という大手ならではの好条件。さらに驚きなのは300名以上の障害者雇用実績があること。これはただの数字じゃありません!
障害者雇用のベテラン企業ということは、あなたのADHDをサポートするノウハウが豊富にあるということ。「困ったときの対処法」「効率的な仕事の進め方」「特性を活かす業務の割り振り」など、長年の経験から培われた専門的なサポート体制が整っているんです。
こうした企業が障害者雇用に熱心なのには理由があります。社会的責任を果たすだけでなく、多様な視点を持つ人材確保やブランドイメージ向上にもつながるから。つまり、あなたの採用は会社にとっても大きなプラスなんです!
大手企業での障害者雇用は、安定した環境でキャリアを積み、将来の可能性を広げるチャンス。ADHDの特性を理解してくれる環境で、あなたの本当の実力を発揮してみましょう。
専門性やスキルを活かす求人
ADHDの最大の強みは、「超集中力」かもしれません!確かに気が散りやすいけれど、好きなことには驚くほど没頭できます。
もし専門職で「好き」を仕事にできたら、その力はさらに発揮されます。「え、もう5時間も経ってた?」なんて経験、ありませんか?それがADHDならではの強みです。
さらに、私たちの脳はいつも新しいアイデアでいっぱい。発想の柔軟さが、会社の財産になることもあります。新規プロジェクトの立ち上げや、行き詰まった問題の打開策を見つける場面では、ADHDの特性が武器になります。
あなたの発想力や集中力を、強みに変えてみませんか?
例えば以下は大手商社の特例子会社の障害者雇用・正社員求人です。
社内システムやネットワークの開発・構築、管理するための求人です。この求人の応募条件は以下の通りです。
この求人、実務経験とプログラム開発実績が必須なんです。つまり『ADHDだから…』と遠慮する必要はなく、あなたの実力が求められているということ!
障害者雇用だからといって、簡単な仕事だけじゃないんです。むしろこの求人のように、高度な知識とスキルを求めるポジションもたくさんあります。
ADHDの私たちが持つ「型にはまらない発想力」や「創造性」は、専門職でこそ真価を発揮できることも。「こんな視点は思いつかなかった!」と評価されるチャンスがあります。
専門知識やスキルに自信があるなら、障害者雇用の枠でもぜひ専門職にチャレンジを。あなたの強みを最大限に活かせる場所がきっと見つかります!
高収入の求人
「ADHDだから高収入は無理」なんて、もう古い考え方です!障害者雇用枠でも、きちんと能力とスキルを評価してくれる求人はたくさんあります。
高収入の仕事には確かに専門知識やスキルが必要ですが、それはADHDかどうかは関係ないんです。むしろ大切なのは「自分の強み」と「仕事の特性」のマッチング!
あなたが没頭できる専門分野や、創造性を発揮できるクリエイティブな職種なら、ADHDの特性を強みに変えられるかもしれません。
自分の得意なことや興味のある分野で輝ける求人を探すことが、高収入への近道かもしれませんね!
例えば以下は大手情報通信会社の障害者雇用・正社員求人です。
この求人はアプリ開発のプロフェッショナルを求める魅力的なポジション!月給24万円以上という破格の待遇は、障害者雇用枠としては超ハイクラスです。さらに大手企業ならではの手厚いサポート体制も整っているから安心して働ける環境です。
ただ、こんな好条件の求人は当然競争率も高め。ライバルに差をつけるには、自分のスキルと経験を磨き続けることが大切です。
ADHDの私たちも、「集中できる環境」を整えれば、驚くべき集中力を発揮できるはず。自分に合った学習方法や自己管理の工夫で、必要なスキルをどんどん吸収していきましょう。
手帳を取得して障害者雇用枠に応募すれば、競争のハードルが下がる可能性も。それによって自分の強みをアピールするチャンスが広がります。高収入&やりがいのある仕事への近道になるかもしれませんよ!
手帳を取得してもADHDの人が避けるべき求人の特徴
手帳取得はADHDの私たちの『困った』をサポートしてくれる強い味方。でも、手帳があれば何でもOKというわけではありません。一般枠でも障害者雇用枠でも、ADHDの特性を考えると『これはちょっと…』という求人はあるんです。
どんな仕事が私たちにとって地雷なのか?次は『ADHDの人が避けるべき求人の特徴』を徹底解説します!自分に合った職場選びのために、ぜひチェックしてみてください!
「チームワーク」「アットホーム」な求人は適していない
『チームワーク重視!』『アットホームな職場です!』こんな求人広告、一見魅力的に見えますが、ADHDの私たちには要注意サインかもしれません。
なぜADHDにとって『アットホーム』な職場が難しいのか?
- 「あ、考えてたこと飛んじゃった…」—頻繁な雑談や割り込みで集中が途切れる
- 「自分のペースで進められない」—常に周りに合わせる必要がある
- 「何を話そうとしてたんだっけ?」—話題が次々と変わって自分の言いたいことが言えない
『アットホーム』って、実は「いつでも誰とでもコミュニケーションできる人」を求めているんです。ADHDの私たちは、深く考えたり作業に没頭したりしている時の中断がとても辛いもの。
多くの求人が『和気あいあい』『チームワーク抜群』をアピールしていますが、これはADHDの特性と相性が悪いことも。自分の働き方を大切にするなら、こうした環境がどう自分に影響するか、しっかり見極めることが大切です。
例えば以下は大手建設会社の障害者雇用・正社員求人です。
一般事務職の中途採用の求人です。この求人の求める人物像は以下の通りです。
この求人、『ホウレンソウ徹底!』『チームワーク重視!』と書かれていますね。これ、実はADHDの私たちにとっての警告サインかも。一般枠だけでなく、障害者雇用でもこういった求人は要注意です。
もちろん理解ある職場なら、働きやすさはグッと変わります。「ADHDでこういう特性があるんです」と伝えて、タスクの調整や適度な休憩時間を認めてもらえたら理想的ですよね。
でも現実は厳しいんです。自分のペースで働ける環境や、特性を理解してくれる職場は一般枠ではほぼ皆無。
さらに驚くべきことに、障害者雇用でさえ、コミュニケーションスタイルまで配慮してくれる求人はかなり限られています。
本当に自分に合った環境で働きたいなら、まずは手帳を取得して障害者雇用枠にアクセスすること。そして求人の細部まで確認して、「ADHDフレンドリー」な職場を見極めることが成功への近道なんです!
「マルチタスク」「ルーティンワーク」の求人は避けた方がいい
「マルチタスク」という言葉を見るとADHDの私たちは身構えてしまいますよね。
なぜ相性が悪いのか?それは脳の切り替えが苦手だから。
- 「あれもこれも同時に!」という環境では
- タスクの切り替えに余計なエネルギーを消費
- 「何が終わって何がまだだっけ?」と混乱
優先順位の判断に時間がかかる
結果、能力を発揮できずストレスだけが積み重なる…。求人選びでは、こうした環境をよく見極めることが大切です!
例えば以下は、大手建設会社の障害者雇用・正社員求人です。
秘書が中心の事務職求人です。この求人の応募条件は以下の通りです。
この求人は一見普通の事務職ですが、マルチタスクがメイン!ADHDの私たちには危険信号です。
『複数の仕事を同時進行』は脳への負担が大きく、避けた方が無難。
さらに『ルーティンワーク』も要注意。同じ作業の繰り返しは
- すぐに飽きる
- 集中力が続かない
- ミスが増えやすい
私たちの強みを活かせる環境を選びましょう。
以下の写真は、私が服用しているADHDの治療薬です。
このADHD治療薬の力を借りないと仕事がスムーズにいかない現実があります。
ADHDの私たちにとって理想の仕事は、単調作業やマルチタスクではなく『刺激的で変化に富んだ環境』。
特に自分が『これ好き!』と思える仕事なら、驚くべき集中力と情熱を発揮できるんです。
薬のサポートを受けながら、自分の特性に合った仕事を見つけることが、充実したキャリアへの道かもしれません。
手帳取得後の就職・転職活動は複数のサービス利用が必須
手帳を持って就職活動、まずハローワークに行くけど…そこだけじゃ見つかる求人には限界があるんです!
転職エージェントを使うメリットは絶大:
- あなたのスキルや希望に合った求人を紹介してくれる
- 面接セッティングや条件交渉も代行してくれる
- 障害者雇用に詳しいプロが相談に乗ってくれる
特に障害者雇用が初めての場合、不安だらけですよね。「この仕事、ADHDでもできるのかな?」「職場環境は自分に合うのかな?」そんな疑問に専門家が答えてくれます。
ただし、担当者との相性も大事。複数のエージェントに登録して、話しやすい担当者を見つけることをおすすめします。
手帳取得後の就職活動は、ハローワークだけでなく転職エージェントもフル活用するのが成功への近道!プロのサポートで、あなたの強みを活かせる職場を見つけましょう!
まとめ
発達障害のあるADHDの私たちは、精神障害者保健福祉手帳を取得することで、就職の選択肢が一気に広がります!
手帳があれば得られるメリット:
- 職場での理解と配慮が受けられる
- 大手企業の安定した環境で働ける
- 専門職や高収入の求人にもアクセスできる
ただし、すべての求人が私たちに合うわけではありません。注意すべきキーワードは:
- 『チームワーク重視』『アットホーム』→協調性の強調は要注意
- 『マルチタスク』→注意散漫になりやすい私たちには難しい
- 『ルーティンワーク』→飽きっぽい特性には合わない
自分に合った求人を見つけるのは一人では大変。だからこそ、ハローワークだけでなく転職エージェントも活用しましょう!複数のサポートを受けることで、あなたの強みを活かせる職場が見つかるはずです!
障害者が就職・転職するとき、求人を探すときにほとんどの人は転職サイトを活用します。転職サイトを利用しないで自力で求人を探すと、希望の条件の求人を探す作業だけでなく、細かい障害への配慮や労働条件の交渉もすべて自分でやらなければなりません。
一方で転職サイトに登録して、転職エージェントから求人を紹介してもらうと、非公開求人に出会うことができます。また、障害者特有の事情説明や交渉もあなたの代わりに行ってくれます。
ただし、転職サイトによって特徴が異なります。例えば「障害に応じた求人情報が多いか、少ないか」「転職エージェントが障害の特性に理解があるか」「転職後のフォローが手厚いか」などの違いがあります。
これらを理解したうえで転職サイトを活用するようにしましょう。そこで、以下のページで転職サイトの特徴を解説しています。それぞれの転職サイトの違いを認識して活用することで、転職での失敗を防ぐことができます。